いじめの責任

いじめの責任って何でしょう?

 

思春期の子どもには
「自分らしく居る」と
「他の人とうまくやる」が
大きなテーマの一つになります。

思春期は
「自分とは」を作る時期ですから
この時期の子どもの普遍的なテーマです。

 

そして特に、
”自分のこだわりにこだわる派”は
そこで強く葛藤することが多いようです。

「自分らしくありたい」気持が
強いからだと思います。

 

こだわり派でありながら
「気が回る」タイプでもある子は
他の人ともうまくやりたい、という
気持も強いので
葛藤が強くなっていきます。

どちらも自分にとって
大事なことですからね。

 

そこで、その葛藤の中で自分が
どうしたら良いのかが
わからなくなっていくと
うまく行っていないことに
意識が固着し始めて
「何が悪かったのだろう」と
始終考えてしまうことがあります。

意識が一つのことに
固着しやすいのも
”こだわり派”の特徴なのです。

そして、もし
自分が何か特別なことを
していないのに
笑われたり、いじわるされたりという
体験があると
この意識の固着ループに
入ってしまうことがとても多いです。

そして、動けなくなっていきます。

 

笑ったり、いじわるするのは
100%相手の行為が間違っています。
こちらの行動や振る舞いが
おかしかったり、
嫌だったとしても
言いたいことがあるのなら
キチンといえば良い。

それができなくて
こちらを嫌な気持ちにさせるのは
100%その行為が悪いのです。

あなたは、「その行為が嫌だ」と
主張する権利があるのです。
自分が何をしたのかにかかわらず、です。

 

もし、相手にそれが言えないとしても
自分の中に、相手のその行為の責任を
負う必要はありません。

自分が○○だったから
笑われたり、いじわるされたんだろうか・・・

 

相手や周りの人、大人が
「何かあなたが悪いことしたんじゃないの?」と
言ったとしても
あなたは、されて嫌なことを
受け入れる必要はありません。

 

もし、何か先にあなたの行動が
相手の気に触ることをしていて
それに気づいて改めたり
誤ったりなどが
必要なことがあるかもしれませんが
それは、だから相手が
あなたが嫌だと思うことをして良い、
ということではありません。

 

子ども同士でトラブルがあった場合、
子どもが固着ループに入ってしまわないためにも
その区別をまず、しっかりつけることが大事です。

その子自身がわかるように
その区別があることを
ちゃんと伝えるところからです。

その子は、何かをされて嫌だった。
その気持がまずきちんと
正当だと尊重されるところからです。

相手が○○だから
自分は△△していい・・・という
流れの中に、実は
幾つもの選択肢があることを
知っておくことが大切です。

 

いじめに負けない!」に続きます。

 

追伸:
リコリスってご存じですか?
和名は甘草です。

甘いのですが、癖もあります。

日本ではウケないようですが
ヨーロッパのキャンディ、グミなどで
リコリス味はよくあります。

私はリコリス味がちょっと好きです。

でも、リコリス味だけのキャンデーが
一袋もあると
誰かに手伝ってもらうことになります (^^)

 

 

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