夏休み明けの不登校

こんにちは。
今朝は早くから実家の父(82才)の
銀行などの諸手続きに付きそってきました。

 

さて、盛り上がったオリンピックも終わり
8月もあと1週間になってきましたね。

夏の終わりはちょっと寂しい感じですが
この時期は残念なことに
思春期の子どもたちにとって
1年で一番ブルーになりやすい時期でもあります。

 

この時期にはテレビや新聞でも
子どもの不登校や事件についての報道が多くなりますね。

お子さんの様子をハラハラして見ている
お母さんも居らっしゃることと思います。

私もお問合せをよく頂く時期でもあります。

 

誰でも長期のお休みが終わる頃には
特に問題がなくても
「自由さ」が失われる感じがして
嫌だな~と感じがちですよね。

土日休みの会社員が
日曜日の夜のサザエさんが終わると
『明日から仕事だ~』と落ち込むという
症候群について話題になったこともありました。

大人でも休み明けには
ちょっとブルーになることもあります。

 

確かに、1学期に学校に行きづらかったり
なんとか頑張っていた子ども達にとって
この夏休み明けは学校に行くことが
とても高いハードルに感じられることがあります。

 

4月の新学期には、それまで
学校に行きづらかった子どもたちも
その前までに
「心機一転」という状態になっていれば
新しい環境への期待もあって
かえって登校を始めるチャンスにもなります。

1月のお正月休み明けは
休み期間も短いのと
嫌だな~という気持ちがあっても
あと少しで今年度も終わりだから・・と
登校を頑張ってみようと思えます。

 

ところが夏休み明けは秋に向けて
気分的にメランコリックになりやすい上に
休みだった期間が長かったので
心身が「お休みペース」に
慣れてしまっていることが多いです。

部活や登校日が休みの前半に集中していて
後半は「お休みモード」になることも多いようです。

 

また、2学期は一番長い学期なので
「嫌だな~」という思いがあると
「嫌な時間が長い。果てしない」
そう感じやすくもなります。

 

そういうことからこの時期は
子どもの気持ちも一番不安定になりがちなので
大人が客観的に子どもの様子を
観察しつづけていることは
この時期には大事です。

自分でもよくわからないうちに
急激に過激な行動をするということも
思春期の子どもにはあるからです。

 

丁度今頃から、子どもも
新学期がリアルに気になってきますので
子どもの様子にも何か変化が見えているかもしれません。

 

1学期に子どもの頑張りを
ハラハラしながらも
応援してきたお母さんとしては
『また 行けるかしら』
『行かないって言ったらどうしよう』と
不安になりがちな時期ですが
まずは子どもの様子をしっかり観察して
今の子どものリアルを掴み
サポートが必要なのかどうなのかを
まずは見極めていきましょう。

そして、たとえどんな状況からでも
必ず良い結果に繋がる方法があることを
忘れないでいてくださいね 🙂 

 

マインドフルネス呼吸法に続きます。

追伸:
父は今日は色々やらねばと
エネルギードリンクを2本飲んだそうです 😯

 

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