「今を生きる」と未来と過去

金曜日の夜に
後藤サヤカ監督の映画
『Buddhist  今を生きようとする人たち』を
見てきました。

頂いたチラシの言葉を記します。
「このドキュメンタリーは
”今を生きようとする僧侶たち”が
仏の教えを通して、
個(自身)と社会を見つめる活動を
それぞれの切り口で行っている様子を追っています。
「生命を活かし活きるとは?」
過去にとらわれるのではなく、
未来に引っ張られるのでもなく、
大事なことは、今ここに”在る”自身を
みつめ生きること。」

出演されていた日本人・外国人
それぞれの方たちが、それぞれの言葉で
語っていること、やっていること、在り方から
沢山のメッセージをもらいました。
また、上映会の司会の小竹めぐみさんが
周りの方とのシェアタイムも豊富に
とってくださいましたので
お互いの感想も口にしたり、
伝え合ったりと、とても良い時間でした。

 

私も沢山の思いを持ったのですが
ひとつ、ここでシェアさせていただきます。

”今を生きる”ことは
小さな頃にはみながやっていたことです。

今、ここに集中して
夢中になって遊んでいた時期がありました。

そして、成長するにつれて
意識が今ここから徐々に過去へも未来へも
伸ばす力がついてきます。

思春期の子どもの中には
”今ここ”に集中するのが
得意なままの子もいます。
たいてい、時間管理が苦手で
遅刻や約束を忘れる、ということが日常で起きています。

そんな子たちと、日常が
そこそこうまく回るように
その子らしい時間管理の方法を
一緒に見つけて、練習する、ということをやっています。

 

時間管理は生きていくうえで必要なことです。
他の人と繋がるために大事なことでもあり
自分を外から見る、という力にも
つながっているからです。

自分を外から見ることによって
自分を知ることもできるようになります。

 

ただ、それは自分自身を切り離す、という
作業でもあります。

夢中になっている自分から
自分自身を一度切り離す。
”今ここ”から
過去や未来の時間の中での
”今”の位置を確認する
ということでもあります。

 

大人へと向かう過程で
それをやり過ぎると
”今ここ”だけにいることや
自分自身の今の感情・感覚から
自分を切り離し続けてしまい
戻りにくくなってしまうこともあります。

 

感受性の鋭い子が
今ここの自分の感情を感じるのが辛くて
意識的にそうしていることも
実は沢山あります。

そんな場合には
安心・安全な状態を作ってから
また、”今ここ”にいられるような
練習を一緒にしたりします。

 

今ここにいられる力
今を時の流れの中でみれる力

 

どちらの力も大事です。

時間管理が苦手な子にも
今の自分の感情を感じにくい子にも
それぞれが
「今ここに居れる力」であり
「自分を客観的に見れる力」であることを
十分に伝えて
そして、もう少しあると
人生がより楽しくなる力を練習して育てていく。

そんなスタンスで関わっていきたいといつも思っています。

 

追伸:
この映画には
ドイツ人の僧侶さん
女性で歌う僧侶さん
色々な方が出演されていて
とても面白かったです。

 

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