登校渋り、朝だけなのは?行けば元気なパターンと不登校のパターン

 

登校しぶりが朝だけにあったり
朝が特に強いのは
それほど珍しくはないのですが

忙しい朝の対応はお母さん・お父さんも大変です 😐 

そんな時には
効果的な対応のコツとNG対応がわかっていると役立ちます!

 

朝に登校を渋っても
学校に行ってしまえば元気に過ごす子もいれば

不登校でも夜には
「明日は学校に行く」などと言う子もいるので

朝だけ登校を渋るのは
「ちょっとわがままを言っているだけ」
「ただの甘え」などと

”大した事ない”と捉えられがちです。

 

でも実は、そんな朝の対応次第で
その後の子どもが大きく変わってしまうこともあるんです 😯 

 

お母さん
うちの子は朝だけ登校渋りです。

なんとか登校してしまえば
元気に過ごせているようですし
家に帰ってからも明るいです。

でも、朝になると渋るのを
時々繰り返すので困ってます。

行けば大丈夫なんだから!と
ついイライラしちゃいます 😐

 

朝のお母さんはただでさえ忙しいところに
登校渋りには
時間も気も取られてしまいますものね 😐 

 

お母さん
そうなんです。 

そういえば
ママ友のお子さんが不登校なのですが

最近夜には
”明日学校に行こうかな”と言うようになって
期待してしまうけど

朝になったらやっぱりだめ・・
を繰り返していると言ってました。

 

学校に行けていても行けていなくても
「朝」というのがキーワードですね。

 

お母さん
そうですね

なぜ朝だけ登校渋りが起きやすいのかと
親ができる効果的な対応を知りたいです

 

わかりました!

では2つのパターンの原因と
具体的な対応について見てみましょう 🙂 

朝だけ登校渋りへの対応が
適切かどうかで
子どもへの影響もかなり違ってきます。

 

お母さん
はい、お願いします

 

なぜ「朝」が問題なの?子どもの身体・心・頭のトリプル負担を理解する

どちらのパターンでも、
最初にチェックしたいのは

子どもの
何かの「不安」や「嫌だな」という思いが
学校についてあるかどうかです。

(「不安」や「嫌だ」の内容については
後ほど詳しく見ていきます)

 

朝は「学校に行く」という現実が
眼の前に迫ってくるので

「不安」や「嫌だ」に
自分がリアルに直面することになるので
苦しくなってしまうんです。

 

夜や休日など
まだすぐに直面しない時間帯では
「大丈夫、学校に行ける」と思えても

いざ朝になってみると
急に不安が強くなって
緊張が高まってしまうんです 😯 

 

そうなると「追い詰められた」ようで
では「不安」や「嫌」ばかりについて
ぐるぐる考え出すようになります。

 

そしてその自分のぐるぐる思考で
さらに「不安」や「嫌」が高まる・・という

悪循環になりやすいのです。

 

お母さん
そういえば、試合や試験でも
直前が一番不安で緊張しますね

 

そうなんです。

そして、この心や頭の中の
「不安」や「嫌」に囚われやすくなるのには

身体のエネルギー不足
自律神経の乱れが土台にあリます。

自律神経が乱れていると
エネルギー不足にもなります。

 

もし、身体のエネルギーが十分にあれば
多少の「不安」や「嫌」があっても
「なんとかなる」とか
「しょうがない、なんとかしよう」と思えます。

 

エネルギー不足だと
自分は「不安」や「嫌」に立ち向かえない・・
と本能的に感じて怖くなるのです。

 

そして自律神経が乱れていると
過緊張から
腹痛・頭痛・下痢などの症状が起きやすくなります。

 

お母さん
あ、うちの子はこのタイプかも!

「行きたくない」と言う時には
腹痛が多いです。

 

他にも、
心の不安や頭のぐるぐる思考がなくても
身体のエネルギー不足だけから
「朝の登校渋り」と捉えられる
状態になることがあります。

子どもは
「学校に行きたくないわけじゃない」のに

朝しっかり起きられなかったり
腹痛や頭痛・下痢などで
登校が難しくなる状態です。

 

さらに身体のエネルギー不足だと
特に大きな「不安」や「嫌」がなくても
朝起きた時に気分がとても落ち込んでしまうこともあります。

 

自律神経が乱れていると
朝元気にすっきり起きる、というのが難しくなるのです。

本来、健康な人ならば
メンタルも、朝が一番前向きなはずですが

真っ黒な気分で起きてしまって
「何もしたくない、できない:」
「自分はだめだ」
となっている子も多いのです 😐 

 

お母さん
それは起立性調節障害ですか?

 

起立性調節障害は身体が目覚められない状態です。

頭を起こして立ってなかったり
目覚めてから動き出せるようになるまでに
時間がかかります。

気分が真っ黒になるのと併発している子も
それぞれだけの子もいます。

 

お母さん
行きたいのに身体が動かないっていうのは
辛いでしょうね

 

はい、学校が怖いのも辛いですが
行きたくても行けないのも辛いです。

 

それから、エネルギー不足だと
「決める」のが難しくなることは多いです。

エネルギー不足の子は
「行きたくない」と
「行かなくちゃ」で葛藤しますが

決めきれずに「登校渋り」を続けてしまうんです。

 

お母さん
エネルギー不足だと
決めるのが難しくなるんですね!

「行きたくない、でも。。」と言いながら
ずっとグズグズしているので
私もイライラしてました

 

朝の登校渋りだけでなく
子どもが何かを決められなくなってたら
それは身体のエネルギー不足のサインです。

 

このように、朝だけ登校渋りがある、強い場合には
子どもの身体・心・頭にわけがあります。

それを紐解いていくことで
朝の登校渋りが解消します。

 

朝だけ登校渋りの2つのパターン

朝だけ登校渋りには以下の2つのパターンがあります。

パターン1:行ってしまえば元気

パターン2:不登校で登校が難しいが、夜には「明日は行く」と言う

 

それぞれを見てみましょう。

 

パターン1:行ってしまえば元気

朝の登校渋りは何度かあるが
実際に登校してしまえば
元気に過ごしているパターンです。

このパターンは
心の「不安」「嫌だ」が
まだそれほど大きなストレスにはなっていなかったり

身体のエネルギーの不足が
とても大きい、とまでは行っていません。

それで「甘えている」
「親の気を引きたいだけ」
などと誤解されやすいのですが

全くなにもないわけでなく、

何かの「不安」や「嫌だ」があったり
身体のエネルギーが十分ではない状態でもあります。

 

ここでの対応を間違うと
その後不登校になったり
親子の信頼関係が壊れたりすることもあるので
要注意です!

 

パターン2:不登校で登校が難しいが、夜には「明日は行く」と言う

不登校の親御さんとしては
子どもが「明日行く」と言えば

期待しますし
実際にお弁当などの準備もあります。

それが朝になったら
「やっぱり・・・」となれば
がっかりとイライラも湧いてくるのは自然でもあります。

「行く行く詐欺」と言いたくなるかも知れません 🙄 

 

ただ、子どもの夜の「明日行く」は
嘘とは違います。

そのような場合には
以下の3つの場合が考えられます。

 

①学校の話はしたくない

まだ心身のエネルギーがあまり溜まっていない状態です。

「いつから行くの」
「この先どうするの}

などと言われても対応できないので
とりあえず
「明日行く」と答えて
話を終わらせようとしまいます。

 

でも朝になったら
実際に行けるわけもなく・・

という状態です 😐 

 

子どもにまだ笑顔が少なかったり
学校の話をしても
暗い顔になるのなら
この状況かもしれません。

 

この状態を繰り返している場合には
学校の話はお休みして
子どもの心身のエネルギーの回復に
専念するのがおすすめです。

心身のエネルギーが溜まってくれば
もっと自然に学校の話をするようになります。

 

②親を安心させたい

不登校である自分に罪悪感を持っているので
なんとか頑張らなくちゃという思いから

「明日行く」と言うのですが

実際には心身のエネルギーが
まだ十分ではないので

朝のリアルな行動ができない状況です。

 

まだ、一日のうちや
日によっての気分変動があることが多いです。

 

この場合にはまだ心身のエネルギーが足りてないので
「行く」という言葉を受け止めながらも
子どもの心身のエネルギーを
より溜めていくのがおすすめです。

 

③行きたいと思っている

もっと心身のエネルギーが溜まってきて
本当に行きたい!と思っているけれど

実際に朝仁直面すると
まだ不安を乗り越えたり
身体の調子が整っていない状態です。

 

体調が徐々に良くなっているならば
これまで通り
より心身のエネルギーを
溜めていけばよいのですが

起立性調節障害や
朝起きた時の気分が真っ黒・・が続く場合や

「不安」「嫌だ」「怖い」が
薄れてない場合には
個別に対応するのがおすすめです。

 

詳しくはこちらのブログもどうぞ
不登校の子が『明日学校に行く』と言う時:親が知っておくといいこと

 

当カレッジでは
そんな状態からの完全回復されたお子さんは
100名以上いらっしゃいます。

個別にお問い合わせください。

 

2つのパターンの共通点と相違点

2つのパターンの共通点

1️⃣不安や「嫌だ」があって、
身体のエネルギー不足が土台にある場合と

2️⃣身体のエネルギー不足からなっている場合

のどちらかがあることです。

 

頭痛や腹痛、下痢などの身体症状は
1️⃣でも伴うこともあります。

 

1️⃣の「不安」や「嫌だ」の要因になるのは
以下のようなものがあります。

勉強や受験、学校の行事

友達関係や先生や部活の顧問や先輩について

★学校やクラスの雰囲気や音・匂いなど
(子どもが自覚している場合も、自覚がない場合もあります)

 

そして学校ではなく家庭の要因もあります。

★家庭がざわざわしているので
(両親の不仲や親戚の介入、家族の怪我や病気など)
心配で家を離れたくない場合

家が自由で快適すぎ
より不自由な学校に行きたくない場合

 

お母さん
家で快適すぎる、というのは
どんな状況ですか?

 

はい、例えば
家ではゲームや動画などを
自由にいくらでも使える状況だと

依存的になって
「休んで遊びたい」という欲求に
引っ張られることもあります。

 

子どもの脳はまだ未完成なので。

 

お母さん
そういう子同士で
日中もネットで繋がって
延々ゲームをしているという話も聞きます!

 

はい、そういう事例も実際にあります。

 

また、親が過保護・過干渉

ちょっとめんどうなことは
自分で取り組まなくても

親がなんとかしてくれて
思い通りになっているような場合もあります。

 

学校ではそのように先回りして
世話してくれる人が居ないので

自分で取り組んできた経験がないと
取り組む力も忍耐も育っていなかったり
取り組んでやれる自信もないので

学校で居心地が悪かったり
自信がなくて疲れたり
友達関係がうまく行かなくなったりで

居心地の良い家庭に逃げ込みたくなる・・
というケースもあります。

 

2️⃣の身体のエネルギー不足になる要因

睡眠不足
(長時間寝ているようで、眠りの質が悪いこともある)

生活リズムの乱れ

成長のための栄養不足

ストレス過多

忙しすぎる

遊び過ぎ

に加えて

発達の抜けがある場合

★自律神経の物理的な圧迫もあります。

 

お母さん
発達の抜けってなんですか


はい、神経系の発達のどこかに抜けがある状況です。
(知能の発達とは違います)

 

例えば斜視や複視があれば
目から入った情報を
脳で調整するためにエネルギーを必要とします。

なので、それらがない人たちよりも
多くのエネルギーを必要とするために
疲れやすくもなります。

 

これは本人やご家族の努力が足りなかったからではありません。

 

また、本人は小さい頃から
それがデフォルトなので
自分の不便さに気づいていないことも多いです。

 

お母さん
そのような発達の抜けは
改善できますか?


はい、発達の抜けはいつからでも
改善できたり
または調整することが可能です。

同じ名前がついているケースでも
その子によって状況は様々なので
個別にご相談ください

 

上記の要因はどれも改善可能です。

 

次は2つのパターンの相違点です。

 

朝だけでも登校渋りが起きるということは
どちらのパターンでも

1️⃣不安や「嫌だ」があって、
身体のエネルギー不足が土台にある場合と

2️⃣身体のエネルギー不足からなっている場合

のどちらではあります。

 

ただ、朝だけ登校渋りはするけれど
実際に登校できれば
元気に過ごせているパターンは

まだ身体のエルギー不足や
「不安」「嫌だ」の深刻さが
今はまだ重篤とまでは行っていない、と言えます。

 

ただ、そこでの対応を間違うと
そこから親子関係がこじれたり
不登校に追いやってしまうこともあるので要注意です。

 

お母さん
うちはまだ、なんとか行けていますが
こじらせないように
対応には注意が必要ですね

 

はい、まずは気をつけたいNG対応を見てみましょう

 

朝だけ登校渋りにやってはいけない親のNG対応

ここまでご一緒に見てきたように
朝だけの登校渋りにも
子どもなりの理由があります。

なので、その理由を無視して
ただ登校させようとするのはNGです。

 

そして何度か
登校渋りを繰り返している場合には
その理由がずっと続いたままになっているサインです。

理由を無視して行かせるのは
臭い匂いの発生源を取り除かずに
ただ換気をしているだけと同じになってしまいます 😐 

 

また、同じように
子どもの理由を見つけようとせずに

「嫌なら行かなくていい」
「じゃあ、休んだら」と
ただ休ませるのもNGです。

 

登校渋りの子どもには
行きたくない」という気持ちと同時に
「行きたい」という気持ちも多少あることはよくあります。

せっかくの「行きたい」を
簡単に潰さないことも大事です。

 

また、「嫌なことはやらなくていい」という
メッセージに受け取られてしまう可能性もあります。

 

もともと不安が強い子は
「やらない」が強化される可能性もあります。

 

さらに、登校渋りの要因が
「家のほうが快適だから」の場合には

嫌だといえばずっと家で好きに過ごせる」と
思ってしまい

それが癖になってしまうこともあります。

 

お母さん
無理に行かせるのはNGだと思っていましたが、

子どもの気持ちを大事にするつもりで
「嫌だ」と言われたら
「じゃあ行かなくていい」と言ったこともありました。

「じゃあ休んでいいよ」が
いつも正解ではないんですね

 

朝だけ登校渋りに今すぐできる具体的な対応と実際の改善ケース

パターン1への対応

☆まずは子どもの葛藤を受け入れる

受け入れる、というのは
それを良しとすることではなく

「今そういう状態なんだね」と受け止めることです。

 

☆次に何が気になっているのかを尋ねます

 

子どもが具体的に
気になっていることを挙げた場合には
『それがどうなったら良いと思っているか』を尋ねます。

 

そしてそのためにできることを考えさせたり
一緒に見つけます。

 

子どもに気になっていることを尋ねても
感覚的なことや家の人に言いづらいこと
自分でも何が気になっているのか
わからないこともあります。

その場合には先程の要因のリストから
当てはまりそうなものをチェックして
改善方法を見つけていきます。

 

一人では見つけづらい
改善方法がわからない場合には
当カレッジにご相談くださいね 🙂 

これまでの改善事例を踏まえた
個別サポートが数多くあります。

 

☆子どもの要因によりますが
すぐにまるっと休ませることを決める前に

1時間でも2時間でも
または夕方に先生に会いに行くだけでも
登校できる可能性を一緒に探します。

 

簡単に『行くか休むか』にしてしまわずに
工夫して
少しでも登校できるようなら続けると
不登校にはなりにくいです。

 

安易に『嫌なら休んでいいよ』を繰り返しているうちに
その子にとって
「学校に行くこと」が難しくなってしまうこともあります。

「何日も休んでしまったから今更・」となる場合もあります。

 

また、0か100か思考にも
繋がることがありますのでご注意です。

 

子どもの状態によっては
1日完全に休ませたら

リフレッシュできて
次の日から快調に登校できることもあります。

 

その場合には
心身の疲れが溜まっていた状態なので

日頃から短いスパンで
リラックスできるといいですね。

 

これまでの改善ケースとしては
小学生の女子の朝の登校渋りがありました。

上の子が不登校だったので
「同じように休ませたほうがいいですか」と
ご相談をいただいたのですが

簡単に休ませずに
その子なりの気になっていることを
尋ねていただきました。

 

その子の場合は
みんながいる場所に自分が入っていくのが嫌
人目が気になる、
ということだったので

クラスで一番早くに登校してみよう!
ということになりました。

 

お母さんに学校まで一緒に来てもらって
朝一番に登校してみたら大丈夫だった!
ということで、
そのまましばらく続けてみました。

数週間続けた後に
「もう大丈夫」と
一人で元気に登校するようになりました。

 

「あの時、簡単に
じゃあ休んでいいと言わなくてよかったです」と
お母さんがおっしゃっていました。

 

パターン2への対応

今のその子の回復状況を見極めるところからです。

先程出てきた
不登校の子が「明日は行く」と言って
行けない時の3パターンのどれかをまず見極めます。

不登校は回復のステップによって
必要な対応が異なります。

参照:不登校への親の対応:回復段階別・年代別のポイント

 

例えば、いつまでも
安静期と同じ対応を続けているのと
回復期の先に進めなくなってしまいます。

 

☆現在の状況を見極めたら
子どもが改善傾向にあるか
停滞系効果を見極めます。

 

改善傾向であれば
さらに心身のエネルギーを溜めていきます。

しっかり溜まれば
「行きたい」と思った時に
「行ける」身体と心になります。

 

停滞傾向の場合には
なにか障害要因があります。

それを見つけて取り除きましょう。

 

不登校では
停滞傾向を放置してしまって
そのままずるずると続いているケースも多いです。

不登校は長引くと
勉強や友達関係の遅れだけでなく
子どもの自己肯定感にもダメージがあります。

回復しても低い自己肯定感だと辛いです。。

 

半年以上になっていれば
障害要因があると考えるのが妥当です。

当カレッジにもご相談ください。

 

改善ケースとしては

ずっと怖がりで登校どころか
外出さえ難しかった中学生男子があります。

彼が回復していった途中で
「明日行く」と言いながら
行けない状況が続く時期がありました。

 

すでに1年以上の不登校だったので
お母さんは
お子さんの「学校に行く」という言葉が
とても嬉しく、期待もしたのですが

結局行けない日が続いたので
かなり落ち込まれてしまいました。

 

その時に
回復過程が進んでいるからこその状況だと
理解していただいたことで

お母さんは希望を取り戻して
お子さんの身体のエネルギーをためることを
辛抱強く続けられました。

 

その結果
お子さんが「行く」と言った日に
実際に行ける頻度が増えていき

最終的には
楽しく学校に戻り
高校受験もクリアして

高校では部活も楽しみながら
第一志望の大学に入学されました 😀 

 

「あの時が大事なタイミングだったと
今なら分かります」と
笑顔でお話されています。

 

根本対策のための3つの柱:子どもの身体・心・頭の可能性を引き出す

パターン1:行ってしまえば元気

パターン2:不登校で登校が難しいが、夜には「明日は行く」と言う

どちらのパターンでも、
身体が元気であれば
二度と同じ状況にはなりません。

 

身体のエネルギーを十分に作れるようになるには
☆睡眠
☆生活リズム
☆栄養
☆適度な運動
です。

 

のエネルギーを上げるには
家が安全基地であることが第一なのは
子どもでも大人でも同じです。

 

ただ、気をつけたいのは
「好きなようにやらせる」
「過保護・過干渉」では
安全基地ではなく

ただの逃避所となってしまうことです。

そしてその避難所から
外に出るのが難しい状況になってしまいます 😯 

 

を育てるポイントは

勇気づけや
自分で異解決した、という体験を重ねることで

子どもの自己肯定感を上げることです。

 

自分の課題に出会った時に
「自分には無理」と引っ込むのではなく

自然に
「どうやったら解決できるかな?」と
問いを立てられるようになれれば、バッチリです!

 

朝だけの登校渋り:おわりに

お母さん
行けば大丈夫なのに
朝だけ登校渋りになって
お腹も痛いというのは
なぜだろうとずっと思っていました。

原因と対応がわからないイライラが
子どもへの態度にも
出ていたと思います。

 

今日教えていただいた要因を
じっくり検討して
改善しようと思ってます。

 

幸子さん
お役に立ててよかったです。

その人が気づいても
気づいていなくても
その人の行動には理由があります。

それを紐解けば
そのお困り行動を自然に手放せます。

 

お母さん
はい、我が家も要因を手放したいです。

また具体的にご相談いたします!

 

幸子さん
はい、お待ちしてますね

 

 

♡♡あとがき♡♡
人は分からないことがあると
自分なりに理由を考え出そうとします。

そしてその理由があたっていなくても
子どもの状況が変わらないと
思いつける理由で
子どもを責めたしまうことがあります。

 

学校に行けば元気な子は
「甘え」だと決めつけられたり

「明日行く」というのに行けない子は
「嘘をつく」と決めつけられてしまうことも多いです。

 

子どもからすれば
「行きたいのに行けない」
「行った方が良いいとわかってるのに行けない」
状況なのに

そんな風に決めつけられると
悲しくなってしまいますね。

学校が嫌だったり
行けない辛さに加えて

間違った決めつけをされることの
悔しさ・悲しさを背負うのは辛いものです。

周りの人や本人が
自分はなぜそうなっているのだろうがわかって

それを解消する方法がわかれば

そんな辛さとはおさらばです!

 

その子の理由に目を向けることは
「共感」
「尊重」の一つです。

 

たくさんのご家族の笑顔が
増えますように!
\(^o^)/

 

 

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