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思春期の子どもが家の中だけで心を閉ざしている2
おはようございます。
朝晩、おひさまと会える時間が
少なくなってきました。
昨日、朝やっていることは何?
という話題の時に
『おひさまを食べる』話をしたら
周りの人たちに驚かれました。
さて、昨日からの続きです。
外では笑顔だったり
楽しく話をしているのに
家に帰ると話さず・無表情になる子ども。
今日は
しかもそれで特に深刻な悩みを
抱えているわけではない場合には、です。
新学期や部活・塾などで
新しい局面にいる場合に
外で頑張っている分
家でホッとしたいところを
小さい頃のように沢山話したり
身体に触ってきたりして表現する、
ということを
思春期では子ども自身が
できなくなってくることがあります。
それは、思春期が
[自分らしく]を作るための時期だからです。
それまで、どんなに仲が良くても
いい関係であっても
子どもは保護者と距離を取り始めます。
[自分自身]の考え、感情、行動を
作っていくために起きる
自然な行動のひとつです。
距離を置くことの現れ方は個人差がありますが、
特に思春期の最初の頃は
距離のとり方も極端で
いきなりよそよそしくなる場合もあります。
うまく距離が取れなくて
今までどおりの距離感で
保護者が接しようとすると
強く反発してくる子も
必要最小限の言葉しかかわさず逃げる
という子もいます。
そんなことに加えて、
思春期特有のイライラ状態や
保護者への甘えも加わって
家でのコミュニケーションが
うまくいかなくなる場合があります。
そのような態度が保護者からすれば
[良くない態度]になって
それを[改めさせよう]vs[悪くないもん]の
戦いが始まります。
それが繰り返されるうちに
子どもも意地を張るようになり
こじれてしまって、
中には数年にわたって
家では心を閉ざしたままになる子もいます。
子どもからの言葉だと
「もう、どうやって家族と会話したらいいのか
わかんなくなった」。
もともとはちょっとした
「不機嫌な距離のとり方」だったのに
それをこじらせてしまって
後戻りできなくなってしまっています。
こんなことも起きる、
揺れる時期への対応は
保護者が「思春期にはそういうこともある」と
知っていることが第一歩です。
兄弟でも違う、ということも大事です。
その子なりのやりかたがあります。
「思春期」の特徴を知っておいて
[今はそういうことが起きているんだな]と
子どもが揺れているのに巻き込まれずに
ちょっと離れた位置から
どっしり構えて
子どもの変化の様子をしっかり
チェックしていましょう。
そして、流れが危う方に行きそうな時には
しっかりそれについて
「リクエストの手]を使ったりして
子どもと[話し合い]ましょう。
もし、もう既にかなり関係性が
こじれてしまっている時でも
本来ある、こじれを解けばいいだけですから
一度ご相談くださいませ
追伸:
『おひさまを食べる』のは
おひさまの光が口の中に入るよう
あーんと口を開けてみることです。
不思議な暖かさがあって
元気になる気がします。
愛犬の散歩をしている時など
こっそり道端でやっています。
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