思春期の子どもについてもっと知りたいことを
お気軽にこちらから教えてください
「産しの極楽」をさせてもらった・・というお話
「産しの極楽」 という言葉を
ご存知ですか?
私も全く知らなかったのですが
ありがたいことに28日間
それを体験させてもらったお話です 😉
無事出産を終えた私は7日間
5人部屋で過ごしました。
5人も新生児が居ると
いつも誰かが泣いてます 🙂
隣の人ともおしゃべりするし
『本家の跡取り』を御見舞に
毎日お客さんが何人も来てくれたので
入院中はかなり賑やかでした。
それでも私は、異星人みたいな
この新しい小さな命を
どう扱ったらいいのかと
知らないことだらけで
とても緊張していました。
「この子を育てるのが
私の役目なんだ!!」と
とにかく気合十分だったんです
(*°∀°)=3
でもフランクに聞ける母もいなかったので
看護婦さんが頼りです。
何か言われれば『はいっ!』と
超真面目に
体育会お返事をしてました 🙄
かわいい♡・・と
しみじみ赤ちゃんの顔を見るような
時間の余裕も気持ちの余裕もない
今思えば、変てこな
初心者マークの母でした(^^;)
そうこうしているうちに
退院の朝になりました。
当時は出産後、退院の日に初めて
さっとだけシャワーを
浴びてもいいことになっていました。
久しぶりにさっぱりしてから
赤ちゃんと家に帰ったのですが
おばあさんから
「シャワーをしたのか」と
ちょっと残念がられました。
どうやらお産をしてから28日間は
水を使わないようにして
身体を徹底的に休めるという習慣が
佐藤家にはあったようです 😯
水を使わない・・ということは
食事の支度も洗濯も
家事一切をしないんです!
朝顔を洗うのも
濡らしたタオルで拭くくらいです。
出産後28日目に『床上げ』するまでは
赤ちゃんの世話以外は
とにかく布団に入っていて
身体を暖かくして休めることが
新米母のお役目でした。
ずっと後で整体を学んだ時に
「お産で極限まで緩んだ骨盤は
28日休めると
自然に最適な状態に戻っていく」
ということを知りました。
もしかしたら
昔の農家は重労働だったので
「産後28日を完全に休むと
また元気に働ける」ということが
生活の知恵として伝承されて
いたのかもしれませんね 😉
明治生まれのおばあさんは
自分の部屋に
私の布団を敷いてくれました。
赤ちゃんと私が
3時間おきにバタバタするので
大変だったと思いますが
「年取って耳が聞こえないから大丈夫」
と言ってずっと見守ってくれました。
お義母さんは3食作ってくれて
しかも私の寝床まで運んでくれました。
食事も布団の上でとるんですよ~
本当に上げ膳据え膳です
(゚д゚)>
昔の農家のお嫁さんは
日頃きっと大変だったでしょう
出産前はギリギリまで
働いていてようです。
そしてお産をしたあとで
ゆっくり休めるこの期間を
「お産した人の天国」
=「産しの極楽」と言っていたんですね
そんな風に皆さんに支えてもらって
寒さの極みの2月を
ぬくぬくと過ごした私は
「恵まれてるな~
ますます恩返しをしなくちゃ!」と
布団の中で鼻息荒くなっておりました。
一方赤ちゃんは
私の気合いを気にもせず
グーグー寝たり起きたりして
すくすくと毎日大きくなっていきました。
「さらなる思いもかけない展開」に続きます
(^o^)/
追伸:
夫は毎晩遅く仕事から帰ったら
背広のままで
赤ちゃんの顔を見にきていました。
何分もじっと見ていたのを
思い出します 😀
父親になるって、きっと
また違う気持なんでしょうね~
今週のテーマのブログです
① 思春期コーチの誕生ストーリーその5:子育てが始まった!お話
② 初めての出産で頑張った?・・・というお話
④ さらに思いもかけない展開が待っていた・・というお話
⑤ 新しい生活に気合を入れて頑張った・・というお話
⑥ 元気にあふれた長男と、2年半で出産模様も変わる・・というお話
生きる力を楽しく育てるヒントが届く
無料メールマガジンのご登録はこちらからどうぞ!
ブログでは書ききれないこともお伝えしています☆