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いつの間にか気がついたら 、とても遠くまで来ていた・・というお話

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いつの間にか気がついたら
・・というお話です。

 

しばらく保健室登校をしたあとで
娘は自分から少しずつ
教室にも行くようになりました。

娘のことを気にかけて
待っていてくれた子が
居てくれたのが大きかったと思います。

その子を頼りにして
ちょっとずつ教室に行くようになりました。

 

それでも時には
自分で決めた目標が達成できずに
途中で帰ることもありました。

給食を食べよう!と決めてたのに
そこまで居れなかった日には
家で私と
給食の献立表を見ながら
「このメニューは美味しいんだ」とか
話して過ごすこともありました。

淡々とメニューについて
話す娘の横顔を見ながら
「今どんな思いなんだろう」と
私のほうが切なくなったりしていました。

 

小さな挑戦をして
それをそのまましばらく続けてみる。

そのうち自分の気力が
ある程度溜まったことを
自分で見定めて
また次のステップに進む。

そんなことを時間をかけて
一人で進めていきました。

 

それは全ての階段を一段ずつ
踊り場のようにしながら
ゆっくり登っていくようでした。

 

私はそんな娘の話を聞きながら
ただ「すごいね」
「今日も良かったね」と

言うことしかできませんでした。

 

とにかく娘がやっていることを
邪魔しないように
でも目を離さずにいて
時には娘のニーズを聞き出して

担任の先生と
こまめに連絡をとっていきました。

学校からはいつも快く
協力していただけたので
大変ありがたかったです。

 

「見守る」に徹するしかなかった
この時に初めて私は
「放任」や「指示」とは違う
「人を応援する」ことを
体験できました。

 

 

ついに、最後まで残った
苦手な先生の授業と体育にも
出れるようになったのは
11月の半ばのことでした。

いつのまにか
もともとの大親友も
本気で謝ってきて
以前のように同じグループで
活動していたようです。

 

私が全てを仕切らなくたって
時間が流れていくうちに

色んなことが変わるんだなあ・・・

私はぼんやり
そんなことを思いました。

 

そこから3月の受験に向けて
ゆっくりとしたペースでしたが
勉強するようにもなっていきました。

 

私にとっては
そこまでの毎日は

「明日はどうなるんだろう?」と
一日ごとに思うような
先の見えない連続でしかありませんでした。

私は少しずつ娘の芯が
しっかりしていく様子を
ただ感じているだけでした。

 

1学期に
あれほど死にもの狂いになって
求めていたゴールだったのに

実際はふと気がついたら
そこまでいつの間にか
たどり着いていた・・

とても不思議な感覚でした。

 

気がついたら担任の先生からも

「こんな風に自分で
戻ってくる子は
今までにいませんでした。
すごいですね」

と言っていただけるような
予想外の早い復帰になりました。

 

そして、それはそれで
とても嬉しかったんですが

・・・・娘の元気は
前のようには戻りませんでした。

 

一見普通に授業は出るし
特に目立つところのない
ただの中学生のようなんですが・・

私には以前と違うことが
たくさんあるように見えていました。

 

いつもどこか緊張しているようで
無表情なことが多いんです。

笑うこともあるんですが
何かが以前と違うような感じです。

 

そして言葉の端々から
自分のことをいつまでも
認めていないように感じられたんです。

 

私はうまく言葉にできませんでしたが
何かが解決していないことを

一人で感じ続けていました。

 

そしてそこから
私の長い
探求の旅が始まりました。

 

「さらに長い旅」に続きます

 

追伸:
娘が保健室に通っていた頃に
同じように学校に行きづらい子が
クラスに2,3名は居ることを
知りました。
それぞれ状況も理由も
全く違っていたようですが
どの子も「そうなっているわけ」を
自分で言葉にしてはいないようでした。

 

今週のテーマのブログです
思春期コーチの誕生ストーリーその10:小さな階段を一歩つづ上がる
新しいビジョンで「はじめの一歩」が見つかった・・というお話
なくしてしまった自信を少しずつ取り戻していく・・というお話

さらに長い長い旅に出かけることにした・・というお話
息子の旅立ち そのワクワクに満ちた姿を見て思ったこと

 

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