段取りの練習

おはようございます。
昨日は「FINEコミュニケーション体験講座」の
第1回目でした。
ご参加いただいた皆様ありがとうございます!

 

さて、太郎君は昨日こんな話をしてくれました。


『なんだかせっかくの夏休みなのに
 辛い感じなんだ』


『辛い感じ・・・』


『この一学期頑張って
 前より学校に行ったでしょ。
 だから夏休みはうんと
 ゆっくりしよう・・と思っても
 なんだかちゃんと休めないの』


『そうか~
この1学期頑張ったもんね』

 

ここでちょっと解説です。

一学期にとても頑張った子は
「やっと休みだ~。休める~!」と
思っていることがあります。

まだ大人や学校からすれば
完全に通常登校できてない状態でも
子どもからすれば
「自分なりにとても頑張った」ことであったりします。

そんな子は
「ここでやっと休める」という気持ちです。

 

ところが今はどこの学校でも
かつてとは比べ物にならないくらい
宿題がたくさん出ます。

そしてその量の多さはどんどん増える傾向です。

 

その理由一つには
今は子どもの気を安易にひくような刺激が
とても多いので
勉強から目をそらさないようにという
学校側の配慮なのかもしれません。

 

ただ、通常に学校に登校できている子でも
かなり多い量の場合には
毎日登校できていない子にとっては
分からないところがあるだけに
負担になり過ぎてしまうことが
実はよくあることなんです。

せっかく頑張ろうとしていても
「できない」壁が立ちふさがり
前に進めない感じを
抱くことになってしまいます。

 

人はやるべきことの量が多すぎて
しかもどうやっていいのか
検討がつかなくなると
やるべきこと全体への意欲を
失ってしまうことがあります。

 

私はたまに部屋の片付けなどの雑事が
色々溜まりすぎてしまって
どこから手を付けたらいいのか
わからなくなる位になってしまった時には
(年に数回なります(T_T))
「わあ、めんどう」と先送りしがちになります。

みなさんはそんな体験ありませんか?
(やるべきことが溜まり過ぎる体験です)

 

というわけで、
まだ自分で大量の宿題をやりきれないと
いう状態になってる子がいたら
その宿題の「整理」を
手伝ってあげるといいかもしれません。

何がいつまでにどうやれればいいのか

これをするためには何をすればいいのか

付箋を使ったり
図で整理するとわかりやすくなります。

 

そういう”段取り”がわかってきて
「こうすればいいんだ
 これならやれそう」と思えたら
人はまた行動することができるようになります。

せっかくのその子の
「頑張ってみよう」という気持ちを
活かすことができるようになります。

 

これは、塾で勉強でわからないところを
教えてもらうのとは違う
『段取りの仕方』の練習です。

思春期の子ども、特に男子は
中学時代にはこの段取り力がまだ
未発達なことが良くあります。

大人かららすれば
「こうすればこうなるでしょ、簡単!」と
思えることでも
路頭に迷ったくらいに感じていることがあります。

 

大人は通常営業で
相変わらず忙しいこの時期ですが
ちょっとだけ時間をとって
子どもと一緒に
段取りしていく時間が取れたらいいですね。

 

追伸:
昨日の講座では
まだどこでも言われていない
イマドキの子どもと
その子に必要なことについての情報を
お伝えすることが出来ました。『なぜこうなるのかということが分かった!』と
感想をいただけで嬉しくてたまりません 😀  😀  😀 

 

FINEコミュニケーション体験講座

 

今週のテーマのブログです
頑張った子の夏休み
生活パターンを意識しよう!
まずは小さな「できた感」
大人に用事がある時

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