私イラつかせてる?

おはようございます。
今日の東京は雨模様です。
朝の散歩コースで、とある官舎の
脇を通って行くのですが
雑草が日に日に爆育しております。

 

 

さて、優しすぎる子どもたちについてのお話しです。

この子たちは他の人の課題を
自分でしょい込んでしまって
自分を責めてしまうことになりがちなんですね。

 

何かことが起きた時に
ことの全体を広く見て
自分の課題と他の人の課題を分けるのは
とてもとても重要です。

本来他人の課題の分まで背負ったら
それはもともとこちらでは
どうしようもないことですから
結局解決できません。

それで、さらに解決できない
自分を責めてしまうという
良くないループにハマってしまいます。

この話は「そりゃそうだよね」と
大人ならすぐに思えるようですが
思春期の子どもには
実際よ~くあるお悩みなんですね。

 

このパターンの一つ目から
ちょっと詳しくお話していきますね。

一つ目は、誰かが不機嫌になった時に
自分のせいにしてしまうパターンです。

 

例えばAさんの態度がいつもと違う。
なんだかイライラしているみたい。

そんな時にあなたならどう思われますか?

 

「Aさん、何か嫌なことがあったのかな?」

「私、何か変なことしたかしら?」

 

そうなんです。

この二つでは意識の向き先が違うんですね。

 

Aさんがイライラしているような時には
確かに自分が何か
Aさんをイラつかせるようなことを
したのかも知れません。

でも、Aさんのイライラの原因は
もしかしたら自分とは全く関係のない
別のことかもしれないですよね。

 

例えばAさん、朝家を出る時に
家の人と大げんかをしてきたのかもしれません。

今トイレに行きたくてたまらないのかもしれません。

このあとの予定がとても気になっていて
心ここにあらずなのかもしれません。

 

つまり、Aさんのイライラの原因は
「Aさんの過去/今/未来の世界」の
どこかにあるんです。

Aさんの世界は
自分が関わっていないところにも
はるか広大に広がっているというわけなんです。

 

私達人間は人種を超えて
人の基本感情(喜怒哀楽)を
察知する能力を持っています。

目の前の人が今怒っているのか
楽しげなのかに共感することができます。

それはとても大事な能力です。

でも、忘れてはいけないのは
その感情の「理由」については
他人にはわからない、ということなんです。

ここがとっても大事です。

感情は共有できても
外からはその理由はわからないんですね。

私たちは理由については外からは
想像・推測しているだけなんです。

 

確かに、目の前のAさんがイライラしていたら
「私なんかしたかしら」と
思うことは自然な反応です。

Aさんのイライラに
自分が関わっている場合もありますよね。

それでもAさんのイライラの原因の
可能性の一つとして
自分を振り返るのと
「自分のせい」だと思い込んで
自分の悪かったことを探すのでは
全く違うことになっちゃいます。

 

AさんのイライラはAさんの課題。

それに自分が関係している時だけ
その部分だけ「共通の課題」になるんですね。

 

それについてはさらにもうちょっと
深い話もありますのでまた明日に続きます (^o^)/

 

追伸:
草木生い茂る今日このごろ。
酒田の家の雑草たちも
どうなっているのかしら
お祭りとかやってそう :mrgreen:

 

今週のテーマのブログです
優しすぎる子どもたちへ

「お前のせいだ」を引き受ける
今食べないとおいしくないわよ
少し考えてみます
ダメ出しからの卒業

 

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