勝負を楽しめない

おはようございます。
子どもに変化が起きる時には
その変化が定着するまでに
待ったり励ましたりが必要な時期がありますね。

 

さて、「競争する子・あきらめる子」
についてのお話です。

 

自分で目標を決めて
そこまで達すること自体を
面白がれる、という子(人)がいます。

モチロン達成できたら喜びますし
ダメな時には凹みます。

それでも、凹んでもそのうちに
「次回はどうしたらもっといいかな」と
自分でできる”工夫”のところに
気持ちが切り替えられるタイプです。

 

このようなタイプの場合には
誰かを競争相手や目標としても
「誰かに勝った負けた」の方にはそんなに執着しません。

むしろ「一つの競争に勝った負けた
→ 次回は(も)勝つ
→ そのためにはどうすれば良いのか」に意識が向いています。

 

オリンピックなどで見る
「良きライバル同士で切磋琢磨している」
という状態をイメージしていただければいいかと思います。

リオで言えば水泳の萩野選手と瀬戸選手の
ライバル関係が分かりやすいでしょうか。

一つ一つの競争を小目標にすることで
「自分のパフォーマンスをより磨く」
ことを大事にしていますね。

 

このような時には
一つ一つの勝負の結果で
「自分自身の価値」が上がったり下がったりはしません。

結果に凹んでも
「今回は自分のパフォーマンスの質が
良くなかっただけ」と
「自分という存在の価値」と
「この勝負の結果」を分けて捉えることができています。

 

このような競争ならば
心身に建設的なのですが

誰かと競争することによって
自分の優位性を示すことに
一生懸命な場合があります。

このような場合には
勝てば、しばしの間は気持ちいいのです。

そして競争相手を「劣った人」だと捉えます。

良いライバルとは言えませんね。

 

また、自分が負けた時には
「自分はダメだ。劣っている」と捉えます。

心に傷を負ってしまい
なんとかそこから脱出するために
次の勝負に頑張ろうとしたり
他の「劣っている人」を探そうとします。

 

でも、何かで勝利を収めても
自分よりも優れた人がでてくると
すぐに「自分はダメかもしれない」と
思いだします。

いつでも自分よりも何かで優れた人
というのは居ますから
どこまで行っても心が休まる時がなくなってしまいますね。

 

このような時には
勝負の勝敗と
「自分自身の価値」の切り分けができていないのです。

「やたら勝利をめざす」ことで
自分が価値ある人、優秀だということを
証明しようとするわけですが
日常の現れ方としては
やたら勝負に頑張る、という態度の他にも
「勝てそうにないことは
絶対にやらない」という態度になることもあります。

もしやって「負け」たら
自分が価値がない、ということを
証明することになってしまうと
心のどこかで強く思っているからです。

 

追伸:
体の回復でも
快方に向かうようになってから
実際にピンピン元気になるまでは
しばしの時間が掛かる時がありますね。
ダメージが大きかったときほど
その時間が長く必要になることもあります。

心の回復でも同じなんです。
大事に「待って」「育てて」行きましょう。

 

驚きのセルフケア「リセット」を学んでみませんか

 

今週のテーマのブログです
競争する子・あきらめる子

優秀でないと見捨てられる
伝えるために伝える
この子に100%
隣の芝生から学ぶ

 

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