気の利かない子どもと女子グループ:思春期の子どもシリーズ

最近保護者の方から
『私も「感受性の鋭い子」でした』
というメッセージをいただいています。
ありがとうございます!
おひとり、おひとりの
今までの時間に思いを馳せて
じ~んとしています。

 

以前、ある保護者の方から
『うちの子は気がききません。
 女の子なのに心配です』と
言われてお子さんとお会いすることがありました。

お子さんは中学生で
その時ちょうど友人との関係が
うまくいっていなかったようでした。

それからセッションを続けていくことで
その友達とも、他の友だちとも
うまくやれるようになっていきました。

 

セッションをしている時に分かったのは
その子は自分のやっていることに
じっくり集中することが
とても得意なタイプだ、ということです。

自分のペースで淡々としていて
いつのまにか単独行動をしていることが多いのです。

あまり他の人が何をしているか、とか
どう自分を見ているか、について
関心がありませんでした。

例えばお母さんから
別の部屋に行くから
ちょっとこのお鍋を見ていてね、と
言われたら
そのお鍋だけ頑張ってみています。
ところが隣の鍋がどうなっているのかについては無関心なのです。

自分だけ家にいて
雨が降ってきても
外の洗濯物をとりこむ、なんて全く気づきません。

でも、そのことを
ピンポイントで伝えておけばしっかりやるのです。

そんな調子で友達とも
過ごしているのですが
友達の中には、周りに
気を回して当然と思っている人もいます。
そういう子は自分で気を回すことが得意です。
そんな子たちは
自分たちとは違う振る舞いをする彼女が
自分たちに悪意を持っている、と思ったようです。

この子は、特に女子に多い
『空気を読む』『同調圧力に従う』が
苦手というか、できないのです。

それでも、他の人と交わるのが嫌い、
というわけではなく
ただマイペースなだけなのです。

 

男子だと、もう少し楽なのですが
こういうタイプは
特に思春期の始めの頃の女子グループに
馴染めない、ということが良くあります。

本人にしてみたら
ただ自分らしくしていると
周りから変な人扱いをされたり
『気が利かない』と家でもよく言われるのでそこは気になっているのです。

決して、他の人との関係が
どうなってもいい、というわけではないので。

そして、どうしても女性には
『周りに気を回す』
『心配りをする』ことが
男性よりも期待される、ということもあります。

 

『自分はおかしいのかな』と
自信を失いかけていました。

でも、セッションで
自分の特徴と、他の人のタイプも知って
自分らしい友達とのつながり方を
見つけました。
自分にとって心地よい人とのつながり方は
どんな形なのかな、というものを
一緒に見つけていきました。

また、相手の立場に立つ練習や
自分の気持を伝える練習などをしていきました。

悪意がある、という誤解も解け
彼女の気のいいところを
良いと思ってくれるような
何人かの仲間と
一緒にいれるようになりました。

 

大丈夫、あなたは変なんじゃない。
特徴があるだけ。
それを上手に活かしていきましょう。

 

追伸:
自分が今まで抱えていたのは
こんな気持だったんだと分かったら
長年のもやもやが
消えていきました、と
教えていただきました。
きっとこれからは
よりすっきりとした時間に
なっていきますね!

 

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