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こんにちは
今日は山形市にいます。
昨日日本海側の酒田市から
日本を横断して
太平洋側の仙台市に買い物に行き
内陸の山形市に戻ってきました。
プリウスで良かった。
燃費も、CO2も (^^)

 

さて、
生きづらさを感じてしまいがちな
感受性の鋭い子どもが
その能力を力に変えていき
自分の自信を持つようになるための
大事なポイントをお伝えいたしました。

その子が強く感じている感情を
しっかり認めて感じることで、
その感情たちが生まれた源を見つける。

そして、そこにある自分が持っていた”期待”
「本当はどうありたかったのか」を
見つけること。

さらに、その期待を叶えるために
今から何をすればいいのかを
選んでいく、ということです。

 

ちょっと、言葉で書いていくと
わかりづらいですよね。

 

例えばの例をひとつ、
一緒にみていきましょう。

ある子どもが学校で勉強をしていて
分からなくなりました。

そこで、かつて別の先生から
「わからないことは尋ねましょう」と
言われていたことを思い出して
とてもおとなしい子だったのですが
自分なりに勇気を出して
先生に「わかりません」と言いました。

先生はどう、理解したのか
その子を皆の前で強く怒りました。

子どもは次の日から、
登校できなくなりました。

 

このような事例があったとします。

どのようなフォローがいいのでしょうか。

子どものタイプ、状況に合わせて
「良いフォロー」というのは
何通りも考えられると思います。

その一つのパターンとして
先ほどの手順を具体的にやってみます。

 

まず、子どもが
「学校に行けない」という事実と

持っている感情をそのまま受け止めます。

受け止める、というのは、
そのままで良い、とか
それが一番良い、というのではありません。

今はそういう状況なのだね、
ということを
そのまま認める、ということです。

 

その認める、ということができて
初めて
自分の中で起きていることを

見ることができるようになります。

とにかく学校に行きましょう!で
気持ちを切り替えられて
登校できるのであれば
登校することはいいと思いますが
それでも「行きたくない」という気持ちを
改めて見ておくことは必要だと思います。

登校しても、しなくても、
子どもが自分は自分なりの感情を
持っても良い、と感じて

少し余裕が出てきたところで
子どもの内側と外側で
何が起きているのかを
子どもがわかるように手伝います。

子どものタイプや、年齢に応じて
感情をそのまま味わっていくのか
感情には直接触れないのか
言葉で手伝うのか
別の方法を使うのかは
個別に判断する必要がありますが
まずは子どもの目線から、
自分の内側と外側で
何が起きているのかを明らかにしていきます。

内側で、というのは
本当は何を期待していたのか
何に驚いたり、打ちのめされたりなどしたのか
を、子どもの言葉/表現で
子ども自身がわかるように手伝います。

そして、それが十分にできてから
これからどうしたいのか、に
焦点を移していきます。

 

また、お母さんとしては
子どもの目線からだけでなく
他の人の目線からの情報も
集めることも大切です。

そのように情報収集が十分出来てから

子どもの「どうなりたいのか」を
子どもと一緒に
見つけていきます。

 

先程の例だと
子どもの気持をまず言葉で
尋ねてみました。

まだ小学生だったのですが
言葉の感覚も鋭かったので
いくつか感情の言葉を投げて
ぴったりするものを選んでもらいました。

本人にしては、とても勇気を出して
先生のところに質問に行ったこと。

むしろ、褒められる、という気持ちもあったこと。

わからないところを説明してもらって
わかるようになりたかったこと。

大きな声で怒られて
とてもびっくりしたこと。

周りの他に人たちに対しても
とても恥ずかしかったこと。

それにどうしようかわからなくて
心が苦しくなったこと。

先生を怒らせてしまったのは
自分が悪いのか?と思ったこと。

先生の怒りに対して
何をしたらいいのかわからないことが
辛かったこと。

前の先生の言葉と
今ここで怒っている先生を
どう結びつければいいのか
わからず混乱したこと。

前の先生の言葉を
疑う気持が出てきたこと。

前の先生の全てが間違っていたのか、と
混乱してしまったこと。

沢山の気持が自分の中で
ぐるぐる回り始めて
気持が悪くなったこと・・・

などなど・・・
沢山の気持がそこにはありました。

沢山の気持ちがあったんだね、と
一緒に認めながら、
とにかく気持をひとつひとつ
丁寧に二人で見ていきました。

その作業が十分にできてから
「本当はどうなりたかったのか」と
「今からどうしたい?」を
子どもと一緒に見つけていきました。

 

また、お母さんとも共有して
先生からも
その場面の状況についてを聞いていただき

それを踏まえてこれからについて話をしました。

そして、何度も子どもの気持を聞きつつ
大人目線も加えての
「これからどうしていくか」を話しました。

それから、先生にも
協力していただきたいところを
お伝えして、皆で現状を
望む方向へ変えていきました。

 

このお子さんは徐々に
元気を取り戻していきました。
学校にも行くようになりました。

そして、以前の
とても内省的だったところから

自分なりの主張もできるように
徐々になってきています。

 

自分の感受性の鋭さを
力にする体験をすることで

どうやって、自分の感受性と現実を
繋いでいくのか、を
現在も練習中です。

だいぶ、自分に自信を持てるようになりました。

 

細やかに、鋭く感じられるからこそ
それを丁寧に扱っていくことで
豊かな「本当はどうしたい」が見えてきます。

子どもとは思えないくらい
優しい、広い視点を持っていることが分かって
感動することもよくあります。

 

人の気持は聞いてみなければわかりませんね。

実は、自分自身の思いでも
丁寧に見てみないと、案外
分かっていないことが沢山あります (^^)

みんなそうなんです。

そこから始めていきましょう 😀 

 

追伸:
山形も紅葉は終わりつつあります。
木々の葉っぱがおちて
寒そうになってきました。

 

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