勇気くじきにご用心

こんにちは。
今日から12月ですね 😯 
クリスマスケーキの注文をする頃です 🙂 

 

さて、思春期の理想主義についてのお話しです。

 

みどりさん
『たしかに思春期になると
自分の気持をあまり教えて
くれなくなりますけど
たまに話を聞くと
良くも悪くも大人が驚くようなことを
考えていたりしますよね。

ちょっとやればなんでもできる
今できていないのは、やってないだけ
みたいな (^^)

 

そう言えばこの前、大学生の姪っ子が
中学生になった時に自分は
中学生になっただけで
なんでも一人でできるようになったと
感じていた、と話してくれてました』


『小学生から中学生への変化は
子どもにはとても大きなものですね。

制服を着た自分も
小学生とは違って見えるし
学校生活も大きく変わります。

周りも急に大人扱いを始めますしね』

 

ここでちょっと解説です。

 

中学生になるということは
とても大きな変化です。

「もう子どもじゃない」
「なんでもできる」感覚を
持ち始めると同時に、一方では
「勉強」「部活」という基準や
「容姿」「モテる」という基準で
自分を評価したりされることが
急にたくさん増えてきます。

 

「なんでもできる自分」なのに
他の人と自分を比べて
「自分のできていないところ」を
あれこれ見つけて行く、というもの
この時期の特徴です。

 

誰でも、自分が思った通りの
良い評価にならないところはあるものです。

思わぬ怪我やアクシデント
というのもあります。

 

そこでショックを受けつつも
自分の「なんでもできる像」を
「自分の可能性」として捉えなおせたら
その子は
「今なんでもやれる自分」
ではなくても
充分に自信を持って生活をしていくようになります。

 

つまり、「できていないところ」が
ある自分像と
「できているところ」がある自分像の
両方をちゃんと見れて
自分は「できているところ」を
これから増やしていける人なのだ、と
心から思えればいいわけです。

この成長を大きくサポートしていくのが
先週お伝えした「勇気づけ」ですね。

 

ところがそれまで
自分で頑張って色々やれていた子は
なかなか自分の「できないところ」を
受け入れることが難しいことがあります。

 

また、真面目な子は
学校での価値基準「勉強」「部活」や
他の人の言い分「容姿」「モテる」が
すごく大事な事だと思いすぎることもあります。

もちろん「勉強」は大事な基準なのですが
今の結果、評価にこだわりすぎると
「できていないところ」ばかりが気になって
「できているところ」に目が
行かないようになってしまいます。

 

自分の「理想」にこだわりすぎて
足りないところにダメ出しをして
ますます落ち込んでいく、のでは
あまりに苦しいですよね。

勇気くじきのサイクルです。

 

もし、こういうダメ出しサイクルに
ハマりそうだな、と気づいたら
視点を変えてみるチャンスです。

少し時間をとって
そのサイクルから抜け出すよう

それまでの自分をリセットしてみましょう。

余裕を持って自分の心と会話する
そんなことが必要なタイミングかもしれませんね。

 

追伸:
例年12月はなんとなく
慌ただしいものですが
今年は(特に6月からは)
ずーっと走っているような。。。

 

今週のテーマのブログです
「理想主義」を上手に育てる

完璧じゃないと認められない
視野を広げる
子どもをサポートするために
見守り続ける勇気

 

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