大人はしたたかに続ける

おはようございます。
20年前くらいに突然発症した花粉症。
徐々に回復しているのですが
まだこの2,3日目が痒くなります。

 

 

さて、思春期の子どもの
鋭い言葉に凹む・・というお話しです。

 

思春期の子どもへの
『片付けなさい』という
単純な話から突然展開して
『人のできていないところばかり
 言ってくる』とか
『今のは何か他のことで
 イライラしているからでしょ。
 当たってこないで』
など、親のふるまいの源や
在り方について、
子どもが指摘してくることがあります。

 

皆さんはそんな時には、
どうされていますか?

かつての私は
話の展開の意外性にとまどいつつも
『的を得ているかも』という思いと
『子どもに言われたくない』などで
複雑な心持ちになりました。

モヤモヤした気分になり
『何言ってんの』
『ちゃんと話を聞きなさい』など
言い返しておりました。

そしてモヤモヤした気分のまま
会話は終了・・で
なんとなくそのまま放置、でした。

 

実は、ここに大人にとって
色々な”楽になるためのヒント”が
沢山あったんですよね〜今思えば。

ほっておいては勿体なかったなー
と、今の私なら思います。

 

今週はここから少し
ご一緒に探求していましょう。

 

まず、私のようなケースで感じる
モヤモヤの中身は3つでした。

ひとつ目は
『今こちらの話しをしていたのに』
という気持ち。

ふたつ目は
『確かにその指摘は
 全く的外れではないかも・・』
という思い。

三つ目は
『親の指導に耳を傾むけようとしてないな』という思いです。

 

それぞれの思いがいっぺんに出てきて
どこに標準を合わせたら良いのかに迷い
面倒くさいので
まるごと放っておいた、というのが
かつての私でした。

 

確かに、3つはそれぞれ違うので
まとめいっぺんに処理することは
難しいですよね。

ならば、簡単なものから
処理していければ良かったですわ。

 

対応が一番簡単なのは、ひとつ目の
『今こちらの話しをしていたのに』
という気持ちです。

 

こちらの話しを受けないで
別の話題にしてくるのは
なんだかこちらが
尊重されていないような気になりますよね。

そこでつい
『今片付けの話しをしてるんでしょ!』
と、かつての私は強く出たりしていました。

今ならここでは、もっとしたたかに
それを受けてから
返しちゃいます。

つまり、自分で投げたボールではないけれど
とりあえず子どもが投げてきたボールを受けて
会話を続けることをやってみるんです。

 

『あ、そう。そう思っているんだね。
 そのことはまた別に話すとして
 今は片付けの話だから
 まずは片付けをちゃんとやってね』
と、一度受けてから
やっぱり自分の言いたいことへと
話を戻していきます。

これは、Yes,and という
コミュニケーションの王道パターンです。

投げてきたボールを受け取って
キャッチボールを続けるところが
ポイントです。

 

これがないと
相手の言葉をお互いにスルーしあって
自分の話のぶつけあいになります。

そうなると、結局どちらも
ボールを投げるばっかりで
受け取らないので
キャッチボール=コミュニケーションは
成り立たなくて終了です。

 

一応相手のボールを受けてから
自分の言いたいことをそれに乗せて返せば
今度は子どもが受け取る番だよ、と
促すことができます。

 

それで子どもが一度受け取ったら
(つまり『片付けるけどさ』
 など言ったりする場合です)
今度は子どもが言っていた内容について
『確かにそうね。』
『気が付かないけどそう思う?』
『そうは思わないけど』と
続けていくことができます。

 

子どものボールの内容についても
次に触れることも大事です。

いきなり投げたボールでも
順番は後になっても受け取ってもらえれば
子どもの気持ちも尊重されます。

子どもも気持ちの余裕ができます。

それによって、
キャッチボール=コミュニケーションの

ルールを学ぶことができます。

 

まずは最初の話題を完了させること。
自分にとってまずい話題でも
ちゃんとケリを付けなくてはなりません。

それから次に自分の話題にも触れられることで
自分も尊重されるという体験です。

 

また、子どものボールでまず返したのに
子どもが『片付け』についての話を
受け取らない時には
(つまり『なによ、自分の都合の
 悪い話はしないんだから』とか
 言い出す場合です)

『まずは片付けの話よ。
それからあなたが出した話をしましょう』とか
『まずは片付けの話が最初。
 あなたの言ったことについては
 考えておくわ』と
はっきりと言ってもいいでしょう。

もちろん、その後でもあとからでも
子どもの出した話題について
触れる、という約束は守るのが大事です。

 

この時の、
痛いところには
触れたくない・・・
親の話に楯突いて・・・という気持ちについては

2つ目、3つ目のテーマなので
明日以降お話していきますね。

今日のところはとりあえず
話題を分けて、1番目の
子どもが違う話題をふってきた時のかわし方
についてです。

 

文章で書くと硬い感じや難しそうですが
要は、一度「そう思うのね」と受けてから
最初の話題にもどして、
それから
子どもの出した話題もするという
シンプルな順番です。

 

これだけで「したたか」で「スムーズに」
会話を続けていくことができます。

子どもの突然のニューボールにもめげず
きちんと言いたいことを
伝えきることができるんです。

 

そして子どもも
このコミュニケーションパターンを

体験することで
自分の世界で使えるようになっていきます。

 

 

追伸:
目が痒くなってきたら
ティーツリーかユーカリのアロマを
嗅ぐと、治まります。
簡単なのに効果てきめんです (^^)/

 

今週のテーマのブログです
①  思春期の子どもの言葉に凹まされる

喧嘩をするなら『あなたメッセージ』
私メッセージに言い換える
親は正しい総司令官
コミュニケーションは出だしで変わる

 

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