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こんばんは。
褒める子育てについてのお話しです。

 

みどりさん
『ちょっとしたかける言葉の違いで
子どもへの影響が変わってくるんですね。

そういえば、”良い結果”の時は
わかりやすいんですけど
残念な結果な時には
励ましたい、と思っても
声をかけるのが難しいことがあります』


『そうですよね。

残念な結果の時に
少しでも良いところを見つけて
そこを褒めて励そうと思ってみても
その子によって
うまく入っていかない時もありますね

思春期になると特に
そういうことが多くなりますね』

 

ここでちょっと解説です。

子どもが何かをした時に
親にとってや子どもにとって
あきらかに”良い結果”とは
いえないことってありますよね。

例えば入試で不合格だったり
優勝を狙っていたのに2位だった・・
という場合などはそうですね。

 

そんな時につい励まそうと
『合格はしなかったけど頑張ったよね』
『2位だってすごいじゃない』とか
と声をかけることもあると思います。

 

その言葉を子どもが
すなおに受け止めるるかどうかは
その時のその子の心の状態に寄りますね。

そのような言葉がけで
『そうだよね』と子どもの気持ちが
切り替わることももちろんあるかと思います。

 

そして反対に、黙ってしまったり
『1位じゃなければ意味がない!』と
より否定的な感情になることもあるかもしません。

 

励ましや慰め、というのは
その人の心の状態が
少しでも光の方に向いている時には
すっと入っていきます。

でも「悔しさ」や「がっかり感」
「悲しさ」「怒り」などの感情が
自分の中で溢れている状態では
今の状況のプラスの面を見たり
その先の未来だったりを考えられないことがあります。

また、合格することや1位という結果に
とても強い思いを持っていたら
「そうではなかった」という現状を
受け入れるのに時間がかかることもあります。

 

否定的な感情が溢れていたり
まだ現状をうけいれられずに
自分の中が混乱している時に
周りから『ポジティブに!』と言われても
それは雑音にしか聞こえないことは
私達もありますよね。

自分の状態に合っていないので
受け入れられないんです。

 

例えばとても愛していたペットを
なくしたばかりの時に、直ちに
『沈んでばかりいないで笑って過ごそう
 きっとあの子もそう願ってるよ』と
言われても
『それはムリ!』
『私の気持ちはそうじゃない』と思いますよね。

心が悲しみでいっぱいだからです。

そんな時にはまず充分に
悲しみつくすことが必要ですよね。

 

期待していなかった現実を受け入れるには
その時に湧いている感情
悲しみ/怒り/不安などを
安心安全な環境で充分に感じ尽くしたり
その感情とちゃんと向き合うことが必要です。

感情はエネルギーなので
ちゃんと昇華してしまわないと
無意識の中に押し込められてしまいます。

その押し込められた感情は
その後のちょっとした刺激にも反応して
「すぐ泣く」「すぐ怒る」などが起きてきます。

きちんと自分の感情と向き合うことは大事です。

 

ただ、「安心安全な環境で」というのも重要なのです。

一人で悲しんだり怒ったりしているうちに
「私はそもそも人より不幸だ」
「こんな結果になったのは○○のせい」
とか考え始めたら、
それは横道にそれてしまうことで
最初に感じた感情と充分に向き合うことにはなりません。

新な思考によって
別の感情をせっせと生み出しているだけなんです。

 

本来の感情をしっかり味わい尽くすだけなら
本当はそんなに長い時間はかかりません。

途中であれこれ横道にそれるから
なかなか状態が光の方を向く方に
転じることができないんですね。

 

子どもが、期待していなかった現実に
直面する事になった時には
まずその子の気持ちに集中してみましょう。

今は否定的な感情が沢山ありそうならば
それを褒めたり励ますことで
ムリにうち消そうとせずに
むしろその子がしっかり消化できるように
『悔しい』『がっかり』と
安心して充分に口にできるような環境を
作ることが大事ですね。

子どもが話してくれる時には
評価判断せずにただ聞いてあげるのが一番です。

 

あまり言葉で表現しない子の場合には
『残念だったね』とさらっと言うくらいで
子どもが自分で上手に感情を消化していっているかを
適度な距離から見ていてあげてくださいね。

「マイナス感情を抱くのもアタリマエ」
「だけど必ず大丈夫だからね。
 いつでも見守っているよ」という姿勢で
どっしり子どもの様子を観察していきましょう。

 

そして1週間以上たっても
子どもの心の状態が軽くなっていかないようならば
専門家に相談してみてくださいね。

きっとその子の状態と良い関わり方について
いいサポートをしてくれるはずです。

 

子どもが期待はずれな現実を
充分に受け入れることができた時には
できているところや
未来の可能性についての話が
子どもの心に届くようになります☆

そういう状態になってから
上手く行かなかった時でも
やってみたことや

そこまでの頑張りや努力、工夫を
良いね!と伝えれば
それは”ちゃんと過程も見ているよ”
というサインとして受け止められて
子どもはどこかで安心できます。

そうすれば結果にこだわる子どもでも
徐々に
興味を持ったことに
そのまま
チャレンジしたり
難しい時でも工夫してみようと

思えるようになってきます。

 

みどりさん
『子どもが落ち込んでいると
つい励まそうとしちゃいますが
時には子どもが自分と向き合うのを
待っているのも大事なんですね』


『人生ではどうしても
自分の期待通りに行かない時もあります。

その時どう自分の感情と向き合って
それを受け入れていくか、も
大事な人生の力です。』

みどりさん
『つい、クヨクヨしない!とか
言いそうになっちゃいますが
子どもなりのペースが大事なんですね。

子どもの成長とともに
褒めたリ励ませばOKとは
だんだん行かなくなってきますね』

 

思春期親子コミュニケーション10日間講座

 

今週のテーマのブログです
『褒める子育て』ってなんでしょう
『叱らない』=『ほっておく』?
褒めるってなんでしょう
良い結果を一緒に喜ぶ

どうしても”褒める”?

 

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