こんにちは。
今朝のセッションでは大学生が
『寝坊しました』と遅れてやってきました。
30分だけのセッションになりましたが
『来てよかった~』と帰っていきました 🙂 

起床

 

さて思春期と睡眠についてのお話しです。

起立性調節障害と診断される症状でも
実は様々な状態があって
それに対する関わり方も様々です。

 

昨日は特定のストレスが
思い当たらないけれど
様々な日常のストレスを解消するために
エネルギーを補給する必要がある状態についてお話しました。

この場合の”日常のストレス”は
心理的なものもありますし
身体の面からのもあります。

 

たとえば思春期には急激に
身長がぐんぐん伸びる時期、というのもあります。

%e3%82%a8%e3%82%b9%e3%82%ab%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%83%bc半年で15cm伸びることだってありますね。

このような時には
骨の急激な成長に
他の血管や筋肉がついていけなくて
朝血圧を上げることが
できなくなることがあります。

低血圧の人は朝が苦手・・・
どころの話ではないんです。

 

体全体からすれば
そのアンバラスさはかなりストレスです。

アンバランスさのなかで
なんとか
やりくりするために
大量のエネルギーを使います。

そのような状態では
新しくエネルギーを溜めるためと
バランスがとれるのを待つために
しばし休息が必要な状態になるのです。

 

他にも、勉強にも部活にもと
活動に張り切りすぎて
オーバーワークになってしまって
ある日突然エネルギー切れになり
症状が出ることもあります。

 

怪我をした子または他の病気や怪我で
しばらく学校に行けなくなって
「遅れを取り戻さなくては」と
焦る気持ちがストレスになって
エネルギー切れになることもあります。 

 

このように心身とも成長途中で
不安定な思春期には
大人以上に様々なストレスで
バランスを崩すことがあるのです。

 

起立性調節障害の場合には
本当にさまざまな”理由”があります。

いくつかの”理由”が
複合的になっている場合もあります。

症状の出始めから
時間が立ってしまい
”理由”がこじれてしまっていることもあります。

 

女性の会話本当に様々なのです。

だからこそ専門家と相談しながら
その子が上手に動けるようになるための
手当法を見つけることがとても大事です。

 

でも、このような場合に
「学校に行くかどうか」だけを
あれこれ心配したり
子どもを責めてしまっては
根本的な解決にはたどり着けませんよね。

 

このような状態の時には
夕方からは元気そうに見えるので
「さぼり」「なまけ」と
判断されてしまうこともよくあります。

子どもが自分でも「困った」
「どうしようもない」と思っていても
外から見れば何も気にしていないように
見える場合もあります。

 

こだわり3けれど実際は子どもも
自分でも症状の理由が
わからないので
とても不安なんです。

それなのに大人から
『サボりだろう』
『なんで行けないの?』
『早く寝れば良いんじゃない』

と言われても困るだけなのです。

自分でもどうしようもないので
罪悪感だけ抱えることになります。

私が今まで出会った子で
学校に行きづらいことに
不安感を持っていなかった子は
一人もいませんでした。

 

そんな時に
『このまま学校に行かないと○○になる』
と脅しても
子どもも内心
「だってどうしようもないんだもの」と
思いながらも
『別にそれでいいよ』と
言わざるをえないこともあるでしょう。

 

%e7%9c%a0%e3%82%8b朝が起きられないので
遅くまで寝てしまう。

寝てしまうから夜寝付きが悪くなる。

でも眠りが浅いので回復しきれず
朝にはまた起きられない。

こんな循環になっているかどうかを
チェックする必要がありますね。

 

しばらく学校に行けていなかった子が
行き始めるようになった時に
勉強に追いつくために
宿題が気になりすぎて
夜何度も起きてしまう・・ということも
実際にはよくあるのです。

このような場合には
勉強面でのサポートと
本人の気持ちを安定させるサポートの
両方が必要となります。

学校との情報交換も欠かせませんね。

 

思春期と睡眠には深いつながりがあります。

外から見えることだけでなく
子どもの内側で何が起きているのかに
いつも注意を向けていきたいですね。

 

追伸:
来た時にはかなりこわばっていた子が
元気になって笑って帰っていく時には
私もかなりハッピーです 😀

 

思春期親子コミュニケーション10日間講座

 

今週のテーマのブログです
No.1 思春期と睡眠
No.2 思春期と夜更かし
No.3 眠る長さと時間帯
No.4 子どもが自分で工夫する
No.5 思春期と起立性調節障害

 

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