愛とルールのバランスのこまめな調整

こんにちは。
人間ドックを受けてきました。
とりあえず体重、お腹周りも
昨年と同じだったので p(^^)q

 

さて、思春期の家庭内ルールについてのお話です。

 

社会には沢山のルールがありますね。

どんなに時代が変わろうとも
社会で楽しく生きていくためには
ルールというものは必要ですね 😉 

 

そして「家庭」というのは
複数の人間が暮らしているので
小さな社会でもあります。

なのでルールが必要です。

 

ただ、家庭内ルールが必要なのは
家庭が一つの社会だというだけでなく

「子育て」の大事な基地でもあるからなんです。

その子育ての面からも
ルールは必要なものだと思うのです。

 

子育ての目標は
子どもの自立
社会で生きる力を充分に育むことです。

そのために家庭には、いっけん
ちょっとぶつかりあうような
2つの役目があります。

 

一つ目は子どもが
「自分の存在が無条件に
受け入れられていることを実感できる」
場所としての役割です。

自分は存在していていいんだという
その実感体験が
子どもの「生きる力」の一番の基になります。

家庭はそれを与えるとても重要な場所です。

愛情を伝えたり
子どもをよく見ていて
しっかり勇気づけていくことで
子どもにそれを伝えることができるでしょう。

 

そして、二つ目は
自立した個人として
社会で生きていくための力を育むことです。

ルールを守る力と
適正なルールを作る力を育てることも
そのために欠かせませんね。

子どもは家庭の中でのルール体験から
広く社会に出ていくための
ルールに対する態度を学ぶことができます。

 

ここで大事なのは
子どもの存在を無条件に受け入れることと
子どものふるまいや考え方
そのまま無条件に受け入れることは
違うということです。

子どもを一人の人間として尊重することと
子どものふるまいや考え方を
なんでも受容することは違いますね 😀 

 

好き放題を容認するのは「放任」で
「育てる」のとは違うものです。

「期待して見守る」だけなのも
「放任」と同じです。

ルールに対する態度から
子どもは自分のふるまいや考えを
律していくことなども覚えていきます。

 

また、厳しすぎたり多すぎるルールも
子どもの自分で考えて生きる力を
育てることにならないでしょうし
子どもも
「自分は無条件に容認されている存在」
だと感じにくくなるでしょう。

 

家庭での子育てでは
ちょっと難しいようですが 😉

この大事な2つの違いを見極めて
子どもにも伝わるよう勇気づけながら
バランスをとっていくことが

とても大事だと思っています。

 

そして、さてさて・・・

それが子どもが小さい頃には
うまく行っていた場合でも
思春期になると子どもは大きく変化していきます。

子どもの変化に対応して
親の関わり方も変化する必要がどうしても出てきます。

親であるのも大変です。。。(^_^;)

 

思春期が始まると
ルールについての子どもの態度が
それまでとは違うようになってきますね。

 

先日のNHKでも紹介されていましたが
人間の子どもの脳は25歳過ぎまでは未完成です。

思春期が始まると
感情や衝動が激しくなるのに
それをコントロールする力や
長い時間感覚で考える力は
本当にゆ〜っくり育つんです。

口では大人びたことを言っていたとしても
大人が思っている以上に
思春期の子どもの脳はアンバランスです。

当然ながら感情的で衝動的な行動が
どうしても増えてきます。

 

子どもからすれば
ルールを邪魔に感じることも増えてきます。

「なんでルールって必要なの?」

↑ 青春の口癖 (^^)

 

思春期では家庭内でも
ルールについての確認が何度も必要になります。

小さい頃のように親から
「こうしなさい」
「これが一番いいのよ」だけでは
子どもがしっかり守れるようにはならなくなってきます。

自分らしくやりたい子どもは
「黙って見守ってくれること」を
時に強く求めてくるかもしれません。

どうしてもバトルになりやすいところですが
ルールの必要性について
子どもと何度も話したり
親がぶれないことが大事になってきます。

 

中学、高校、その先と
子どもは環境も成長度合いも
どんどんと変わっていきます。

思春期を通して家庭では
その子の成長に合わせて
ルールを一緒に見直したり
作ったりという作業が何度も必要になってくるでしょう。

 

そんな作業をとおして
ルールを守ったり作ったりする練習を
子どもができるとも言えますね。

 

これらは、子どもの社会で生きる力を
育てるために必要なやりとりです。

でも、親も結構手間ですし
思春期の子どもからは
邪魔くさがられることが多いところです。

親の踏ん張りどころですね・・・

 

子どもは大人になってから
「あの時ルールがあってよかった」と
思うかもしれませんが (^^)

 

みどりさん
「確かに私も思春期の頃には
門限などは邪魔だな〜
早く自由になりたいばっかり思ってました:-D」


「ええ、私も同じです (^^)」

 

「ルールはなぜ必要なの?」に続きます。

 

今週のテーマのブログです
思春期に家庭内ルールは必要?

ルールはなぜ必要なの?
子どもルールは最小限に
ルールについても好みがあります
大人もルールを守りましょう

 

 

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