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不登校はその子なりの「生き延びるための行動」

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おはようございます。
久しぶりに髪を切っていただきました。
超すっきり!で喜んでます 😀 

 

さて
「不登校は恥ずかしい」とサヨナラして
もっと自由になろう!というお話です。

 

でも
サヨナラしよう!といきなり言われても

『え、よくそう言われるし・・
なぜ不登校は恥ずかしくないの?』

って思われますよね〜 😀 

 

実は不登校は
ツライ状況の中での
「その子なりの生き延びるための行動」なんです

頑張っているからこその行動です。

 

???

 

はい、ここからご説明していきますね 😉 

これ、人間の脳の構造です。

人間の脳はこのように3層構造になっています。

年齢とともに内側の
爬虫類脳から哺乳類脳、人間脳という順番で発達していきます。

この3種類が協働して私たちは生きてるんですね 😉 

 

そして今回のお話と関係があるのは
私達がストレスを受けた時に

それに対処するための行動戦略が
それぞれの脳で違うというところです。

 

一番原始的な爬虫類脳は
危険が迫った時には

「固まる」「死んだふり」をして
自分より強い動物に見逃してもらうことを期待します。

 

哺乳類脳は「戦うか、逃げるか」です。

爬虫類脳の死んだふりよりも
ずっと生き残れる確率は増えますが
基本、一人でなんとかしようとします。

 

そして最後の人間脳は
「人と協力する」ことで危険を回避しようとします。

他の人の知恵をかりたり
チームワークを発揮することで
個人で頑張るよりもはるかに
生き残れる確率は上がります。

 

人はストレスを受けた時には、本来
人間脳 → 哺乳類脳 → 爬虫類脳 という順番で

確率の高い作戦からやってみて
ダメだと追い詰められると
原始的な方法に下がっていくようになっています。

 

つまり、学校に行きたくないのは
何かの理由によってその子が

「学校に行くことが危険」だと感じているからです。

時には「家を離れることが危険」
というケースもありますが
どちらにしてもその子には危険があるのです。

 

この危険は本人が意識できている場合と
無意識だけで強く感じている場合があります。

 

どちらにしても
「学校に行きたくない」時には
それまでにその子なりに

その危険に対応しようとして
頑張ったけどダメだったことがあるのです。

誰かに助けてもらおうとしてもダメだと思い
(人間脳作戦失敗)

自分でなんとかしようとやってみても
ダメだと思ったことがあるのです。
(哺乳類脳作戦も失敗)

 

そこで生き残るための最後の手段として
爬虫類のように
「固まる」「動けない」に
追い詰められてしまっているのです。

 

今まで自分なりに
戦ったり
逃げようとしてエネルギーも使ってきました。

もうこれ以上は抵抗したり工夫せずに
生きのびるためのエネルギーだけは温存しようと
「固まる」方向しかないとなっているので

「無気力になる」「引きこもる」となっているのです。

 

じっとして
これ以上ストレスを受けないよう
自分のエネルギーを減らさないことに専念している状態です。

 

ちっとも恥ずかしいことじゃないですよね
(*^^*)

 

また、明日に続きますね 😀 

 

追伸:
このご説明は
1994年に米国の精神医学者
Stephen W. Porges(1945~ )によって提唱された
ポリヴェーガル理論に基づいています。
トラウマ治療に画期的な貢献を果たしている理論です。
身体からトラウマをリリースする「リセット」も
この理論に基づいています。

 

今週のテーマのブログです
No.1 不登校は恥ずかしい?生きるための行動です

No.3 うちの子だけ不登校なのは恥ずかしい
No.4 不登校を恥ずかしいと思ってしまうと失ってしまうもの
No.5 「恥ずかしい」とサヨナラして不登校から脱出する3ステップ
No.6 不登校は恥ずかしいのではなく不自由な状態

 

 

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