眠る長さと時間帯

おはようございます。
この土日ともセミナー開催なので
このところその準備をしています。

 

さて、思春期と睡眠についてのお話しです。

ただでさえ睡眠不足になりがちな思春期
気をつけないと眠気がたまり
朝起きにくいだけでなく
せっかく学校に行っても
授業中に寝てしまうことになってしまいます。

実は週に一度以上授業中に居眠りをする子は
中学生で40%
高校生で70%というデータもあるのです 😯 

 

データついでに記しますと
NHKの調査によるところでは
日本人全体の睡眠時間は減少傾向にあるようです。

1970年代より平均1時間少なくなっているそうです。

その中でも特に思春期の子の睡眠時間が
少なくなっているのが目立ちます。

2015年の10代の子の就寝時間は
4割が11時までに就寝。
3割が11時から12時までに就寝
残りの3割が日付が変わってからの就寝です。

 

就寝時間と成績を調べたデータも
東北大学から発表されています。

成績上位グループの45%が
夜10時以前に就寝しているのに対し
成績下位グループでは30%。

日付を越えて起きている子が
成績下位グループでは10%で
上位グループでは3%位だそうです。

もちろん、ただ早く長く眠るだけで
成績は上がりませんが
(やっぱり勉強しないと 🙂 )
大事なのは日中の授業中に
集中できるかどうかです。

授業中に頭が冴えていて集中できれば
その分は授業中に覚えられます。

授業中に眠気が強かったり
睡眠不足によるイライラがあれば
別の時間に授業内容を学ばなくてはならず
時間の使い方の効率が悪くなりますね。

別の時間に一から勉強をすることになり
テスト前に夜更かしをして・・と
良くない循環になりがちです。

なんとか良い循環にして
勉強だけでなく
自分の楽しみに使う時間も欲しいですよね。

 

また、思春期に長時間睡眠が必要なのは
もちろん勉強についてだけではなく
大事な成長期だからです。

成長ホルモンは睡眠中に
2,3時間おきにやってくる
深い眠り(ノンレム睡眠)時に分泌されます。

このノンレム睡眠が
一晩に何度か来るように
しっかり長時間眠ることが必要なんですね。

 

さらに成長ホルモンがたくさん出る
時間帯というものもあります。

22時から2時までが
「睡眠のゴールデンタイム」と
呼ばれていることをご存知ですか?

この時間帯に成長ホルモンが
分泌されやすくなるからです。

大人だってこの時間に眠ることで
美肌効果や脂肪燃焼があるので
「美容のゴールデンタイム」とも
言われていますよね。

なので、理想としてはやはり
22時頃には眠っておくことです。

そうするとこのゴールデンタイムの中で
ノンレム催眠が起こるので
一番良い睡眠になるようです。

 

追伸:
あさってはある学校の
PTAの集まり中でのセミナーです。
お父さんも結構いらっしゃるようです。

 

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今週のテーマのブログです
思春期と睡眠
思春期と夜更かし

子どもが自分で工夫する
思春期と起立性調節障害
子どもの内側で起きていること

合わせて読みたい記事
朝起きられない子どもには危険がいっぱい!思春期の睡眠不足は大問題!

 

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