おはようございます。
今日から9月ですね。
東京は久しぶりの青空です。

引き受ける

 

さて、思春期の「いじめ」についてのお話しです。

なぜ思春期には「いじめ」が起こりやすいのでしょうか?

そしてなぜそれが大問題になってしまうのでしょうか?

 

まずは思春期には
子ども同士の友達関係が
とても密で大事なものになる、ということがあります。

それまでは親・家族の価値観を
そのまま受けて入れてきても
思春期がやって来ると

未知の次世代に適応するための
生物学的メカニズムが働いて
本人は意識していなくても
新しく自分の価値観や自己像を作ろうと
親と距離を置くようになります。

そして同じ年代の子供達との距離を
ぐっと縮めていくということをします。

 

チーム特に中学生頃にはそれが顕著です。
子ども同士の関係がとても濃密で
べったりとした付き合いをしがちです。

観察していると
子ども同士の体と体の距離も

大人よりかなり近いことがわかります。

 

この時期には
「誰かと一緒にいる」「友だちがいる」
「どこかのグループにいる」ことが
「良いこと」で
「一人でいる」ことが
「良くないこと」「恥ずかしいこと」のように
感じられます。

学校で「好きな人とグループを作りなさい」と
言われた時に
さっとグループが作れないなんて
とても恥ずかしいという認識があります。

この傾向は大人世代の頃より
とても強まっています。

 

座ってスマホそして現代ではネット・スマホによって
帰宅してからもその人間関係が
朝晩ずっと切れずに続いてしまので
その精神的密着度が高くなっています。

自分がこのグループの一員だということを
グループ内で証明するためにも
帰宅してからもせっせと
ネットで繋がり続けてしまう・・・ということが
起きやすくなっています。

 

本来半数の子どもは
一人でいる時間を長く必要とする気質です。

一人でぼーっとしていたり
自分のペースでいることを心地よいと感じます。

でもこの子たちも、かといって
人と繋がっていなくても良いと
思っているわけでもありません。

いつもグループで一緒にいないと
「そのグループの人」になれないなら
「一人ぼっち」を避けるために

無理してでもそこに居たり
その中で話を合わせていこうとしています。

 

シーソー自分のペースと他人・集団のペース
その場その場で調整していく能力を
うまく育てていければいいのですが
その途中では上手く行かずに
イライラしたり不安になったりして
ストレスになることも多いですね。

 

さらにそのグループで意見の強い子と
違う意見を言い難いのも
中学生ころまでには良くあることです。

成熟した大人社会では
自分の意見だけを押し通す人は
自由に動けるグループからは
認められなくなってきますが
まだ中学生の頃には
グループ間の流動性も少ないので
自分の居場所を確保するために

そのグループの意見の強い子に従う
その子の顔色を読むということが
行われやすくなります。

 

思春期には学校以外での
人間関係を持つことが少ないので
「自分の世界」=「学校の友人関係」と
なってしまいがちです。

自分の世界、居場所を確保するために
そのグループにしがみつくことが起きてきます。

女友達これはいじめを作る構造につながります。

特に自分ではなんとも思っていなのに
誰かを標的にして盛り上がって
仲間意識を強めたり
誰かを「悪者」にして「良い者」同士で
団結力を強めていく・・・というのは
某国大統領選でも使われている
アルアルな手段ですね。

 

このように、思春期には
友達との関係が過剰に重要で
密で濃厚、閉鎖的になりがちです。

ネットの過剰な使用がそれに拍車をかけています。

親世代よりずっと
濃密で切れ目のない友人関係のなかで
何らかのトラブルが起きると
朝から晩まで辛い・・・ということが
起きるのです。

 

子どもがもし学校以外での
お稽古事を楽しんでやっているのなら
「忙しそうだからそろそろ止める」より
継続していく方をオススメします。

絵かき学校以外の場を持つことや
自分のやりたいことを続けていくことは
子どもにとって大切だからです。
自分の自信にもなってきます。

 

そしてより外の世界に
目を向けさせるような機会を
与えられるといいですね。

 

また、子どもの友達関係について
日頃から話ができるといいですね。

子どもにとっては
自分の友達関係がとても重要なので
親が否定的だと話しをしなくなってきます。

話や素振りで
大人がどうかな?と思った時も
子どもの交友関係を頭から否定せずに
子どもの話を聞きながら
子ども自身が客観的に
起きていることをとらえたり

本当はどうしたい、という気持ちに
つながれるようサポートできると良いと思います。

青空鳥小さいところからでもオープンに!

 

追伸:
1年の後ろ半分は
7月1日から始まりますが
9月1日から始まることも多いような気がします。

 

FINEコミュニケーション体験講座

 

今週のテーマのブログです
No.1 思春期といじめ

No.3 いじめの構造(2)
No.4
いじめられた子のケア
No.5 いじめの構造(3)
No.6 いじめの早期発見

 

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